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目黒会について/事業内容/同窓会賞/平成22年 岸甫氏

岸甫氏

同窓会賞
・・・岸 甫氏・・・
(昭和40年  通信機械工学科卒業)

岸 甫(きし はじむ)氏の同窓会賞への推薦について
知能機械工学科 教授 下条 誠

岸 甫氏   岸甫氏は,日本の数値制御(NC)工作機械の黎明期にNC自動プログラミング言語の技術的基礎を築いた。その後も、工作機械の制御機能をソフトウェアで実現するCNC(Computerized NC)の開発を先導し、わが国のNC工作機械を世界一の座に高めることに貢献した。
 同氏は,本学在学中,理化学研究所情報処理研究室でソフトウェアを学び,本学卒業後,沖電気に入社した。同社は,数値制御(NC)事業に乗り出すところであり,「機械出身がコンピュータソフトを開発できる」との理由でNCソフトを任された。昭和42年に、イリノイ工科大学とベンディックス社で、同時5軸加工の自動プログラミング言語のAPTを習得し日本に紹介し普及に努めた。昭和43年に、東芝機械製の同時5軸加工機により火力発電のタービンブレード加工の制御装置とソフトウェアを担当した。この機械は現在でも,東芝・京浜製作所で健在である。昭和44年には同時5軸加工と同時4軸加工を使ってインペラー加工を国産のNC装置と工作機械で,次々と実現した。
 昭和47年には,米国製の超大型コンピュータでしか実現できなかったAPT自動プログラミングを,MINIAPTとして国産小型コンピュータやミニコンピュータで処理できるようにした。
 昭和54年に、ファナックに移籍し,ソフトウェアを中心に技術開発に邁進する。自動プログラミング言語FAPTを卓上型マイコンで処理できる「システムP」の開発普及,工作機械の動きを対話型で記号入力できるSymbolic FAPTの開発,2次元断面形状を入力すると3次元自由曲面が創生されてNC加工データが自動作成される自由曲面創生 FAPT DIE-U、などを開発した。
 平成元年に、開発部門よりセールス部門に移る。現在も、現役として先頭に立ち、技術開発時の戦友であった工作機械メーカの幹部とともに我が国のNC工作機械の発展に努めている。

受賞者経歴
昭和40年3月

電気通信大学 通信機械工学科卒業

昭和40年4月

沖電気工業株式会社入社

昭和47年4月

ソフトウェア事業部 NCグループ 課長

昭和54年9月

ファナック株式会社に転籍

昭和59年6月

取締役 商品開発研究所副所長

平成元年6月

常務取締役東部セールス本部長

平成17年6月

専務取締役 FA国内セールス統括本部長

平成22年1月

経営顧問 

受賞、表彰
昭和59年3月

自動化機械開発賞 (財)機械振興協会

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