目黒会ロゴ
検索方法説明
問い合わせ グッズ販売 関連リンク集 情報セキューリティ方針 サイトマップ
目黒会報/主要な記事/巻頭論壇

会報16-3の主要記事

巻 頭 論 壇
「博士号の取得を目指しませんか」

電気通信大学 学長 益 田 隆 司  電気通信大学 学長 益 田 隆 司 

 大学院後期課程の充実は、競争的資金の拡充と並んで、これからの電気通信大学の重要な課題であり、いくつかの側面からその対応に取り組んでいます。その1つが、企業技術者の方々に大学院後期課程に入学していただき、博士の学位を取得していただくことを積極的にやろうということです。電気通信大学という元来は実践的な場に重点を置くべき大学にとっては、企業の第一線で仕事をされている技術者の方々に学生になっていただくことは、たいへんに刺激的なことです。大学院の質的向上にも貢献することは間違いありません。

 大学院後期課程に社会人の方々を受け入れ学位を取得していただこうということは、すでに多くの大学で行われています。これからは、企業の技術者で学位をもっている方の数が急速に増えると思います。10年後には、企業で働く第一線の技術者は学位をもっていることが普通であるといった時代が来るのではないでしょうか。欧米の技術者が学位をもっている比率が遥かに大きいことを経験されている方も多いのではないかと思います。

 電気通信大学の学部を卒業され、あるいは、修士課程を修了され、企業で仕事をされている研究者、技術者の方々、もし学位取得に関心をもっておられるならば、ぜひ社会人入学をお考えになってみませんか。電気通信大学は、電気通信の分野、機械、経営等を含めた情報の分野、それに、物理、化学等を中心に置いた理工学コアの分野からなっていると私なりに考えています。皆様方の研究、開発の分野はほとんどどこかに含まれると思います。大学としても社会人の方々を積極的に受け入れようと、これまでの学位の基準なども考え直しつつあります。
 大学院後期課程の標準の期間は3年ですが、企業で実績をもっていらっしゃる方は、この期間が短縮される可能性も大いにあります。また学部卒の方も、認定を受けることにより、大学院後期課程への直接の入学が可能です。入学の時期は、4月または10月となっています。また入学された後も社会人としての仕事は続けながら、指導教員等との調整により大学にいらしていただく形で学生生活を進めることが可能ですので、地方にいらっしゃる方でも問題ありません。現にこの10月期に入学された目黒会の会員の方は、関西にお住まいで第一線での仕事を続けながらの学生生活になります。そしてこれまでのご実績から私の期待としては、長くても2年、もっともうまくことが運べば、1年少々で学位を取得されるのではないかと考えています。

 入学金、あるいは、授業料とお金がかかるのは仕方がないのですが、企業の研究者、あるいは、技術者も、これから将来を考えたとき、学位を取得することは決して損なことではないと思います。私自身も大学院前期課程を修了して民間企業で12年間仕事をして、その成果で学位を取得しました。目黒会にはたくさんの候補になる方々がいらっしゃると思います。学位を取得したいと考える場合、日本の社会風土では、卒業した大学が自然な形となります。これからもっとも近い入学は来年4月になります。入試は年明けにもあります。大学院後期課程の場合には、入学前に指導教員との合意が必要です。もしご関心がありながらも、適当な相談者がいらっしゃらない場合には、とりあえずは私のところにお話をいただいても結構です。

 ぜひ大学院後期課程に社会人入学し、工学あるいは理学の学位を取得することをお考えになってみませんか。

 
Copyright 2003 Megurokai,All Rights Reserved
このページの先頭へ戻る